読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

情報の波でおぼれてる

ウェブを中心とした情報整理、情報ソート

インディ株式会社の浜島の情報整理ブログです。日々情報が発信されていますが、まったくついていけない。仕事に必要な情報も取り逃してる。それを防ぐための忘備録的役割のブログです。インディの公式サイトでもブログ書いてますのでぜひ見てください→インディブログ

ハナラボはライブ

先日、ハナラボの報告会があり、横浜プロジェクトの学生の活動期間は一段落しました。

今回の横浜プロジェクトの学生たちも素晴らしい活動報告をしてくれました。私は毎年の報告会の時に学生以上に緊張して足がガクガクしてしまいます(笑)自分のことだと緊張しないんだけど、半年もがんばってきた学生の発表なので、さすがに緊張してしまいます。そして、今年もやっぱり疲労困憊になってしまって、次の日に体重を量ったら1kgも体重が落ちてました(笑)

medium_20131029_01

今回は、報告会での様子は、当日はUstで配信してもらって、そして録画したものを見れるようにしてます。私の昨日のブログにURLを載せているので、そちらをご覧下さい。

10月27日はハナラボ横浜プロジェクトの報告会でした
http://yusakuhamajima.wordpress.com/2013/10/31/hanalabs20131027/

この動画を見ていて、やっぱり、いつもの感情が心を支配しました。

「動画だと、なんで、こんなにも彼女たちの魅力が伝わらないんだろう、、、?」

学生たちがこの半年間で作り上げて来たものが、まったくと言っていいほど伝わらない、、、学生たちは、前日の朝から当日の朝まで悩みに悩んで完成させたプレゼンの勢いが全然映像に入らない。これは、ずっと疑問でした。映像になると、勢いはなくなり、あっさりした感じになります。

私は、この原因は映像の取り方にあると思ってました。たぶん岩井俊二あたりに撮ってもらったら、会場の雰囲気や学生の熱は伝えられると思ってました。なので、報告会が終わった日は「花とアリス」を観ながら寝ました(笑)原因はなんだろう、、、と。

medium_20131029_02

そんなことを思いながら、報告会が終わって落ち着いたので、次の日の午前中に洗濯と部屋の片付けをしてました。そうじをしていると、テレビの棚に読みかけの昔の「テレビブロス」のDommune特集が開いたまま置いてあったのが目に入りました。2010年の5月号なので、すごく古いんですが、Dommuneを説明する宇川さんのコメントが良かったので永久保存してました。洗濯の回る音を聞きながら改めて読んでみました。そのインタビューには、「ドキュメンタリー」「ライブ」「生」「ここ」という言葉やそれを意味する文章が並んでます。

読んでいるとなんかわかってきました、「ライブ」だから「映像」にはその場の熱や雰囲気は伝わらない。そもそもメディアが違うから当然ですね。プロのミュージシャンが演奏してパフォーマンスをして、映像のプロが編集したライブビデオやライブCDも「ライブ」ではない。ビデオやCDになった時点で「ライブ風」のものになる。

よって、「ライブ」を映像、文章などで伝えようとしても無理ッス!

そして、この一連のことを考えていて、もう一つのことがわかりました。それは、ハナラボが活動する半年間のすべてが「ライブ」である、ということです。半年間という時間の流れが1つのライブになっている。チームのメンバーの考えや行動によって自分の行動が変わったり、メンバー同士が違う考えと考えをぶつけたり、イベントのお客さんの一言でその後のイベントの内容が変わったり、ゲストの話が面白くてイベントが予想以上に盛り上がる。音楽で言えば、ジャズとかDJとかの流れですよね。

報告会の準備をしてる時、あるグループは、時系列に起こった変化をプレゼン資料に入れてようとしていました。それでは、時間が足りないということで、いろんな出来事をまとめて、最終結果だけを発表してもらいました。途中の人間ドラマは削除してもらって、結果だけを資料に入れてもらいました。たぶん、最初に、時系列に、人間ドラマ込みで、紹介してほしいと言ったのはおそらく私です(笑)時系列で、途中の人間ドラマも入れないと彼女たちの葛藤や魅力は伝わらない。けど、15分間では、それらを話すには短すぎます。

20131010_12

これを書いていて、思い出したことがあります。9月末に山梨県北杜市の増富地域で、カレーキャラバンと慶応大学加藤ゼミの「ほくとキャンプ」をやった帰りに車の中で、カレーキャラバンと加藤ゼミの活動に感動した私が先生に「カレーキャラバンも加藤ゼミもいろんなところから来てほしいと要望が多いんじゃないですか?」と聞くと、先生は「そんなことないですよ。結局、そこにいないとわからないんですよね〜」と。加藤先生は本も書かれていて、しっかり体系的に説明できる方なので、説明されていると思いますが、実際はわからない人が多い。

これは私もわかる気がします。カレーキャラバンと加藤ゼミのことを最初に聞いた時に、私は「それは素晴らしい!」となって、いろんなところで話しまくったんですが、結構冷たい反応なんです。ある人は言いました。「なんの意味があるの?」と。こういう現場を経験したことがない人にはわからないんです。そこにいないとわからない。けど、現場にいれば、誰にでもわかる。加藤ゼミでは、学生が必死で生み出したポスターや映像があって、それを見て人が感動して泣いたり、ものすごく喜んだしてくれてます。意味は絶対にある。お金が発生するわけではないので、数や量でしか判断できない人には絶対に意味不明なんです。私が、カレーキャラバンや加藤ゼミのことをブログやFacebookに書くと、「素晴らしい」「紹介してほしい」とわざわざメールをくれた人もいます。普段、そういう現場にいる人には、すぐに理解できる。

バンドとかやってる人にはわかるかもしれないですね。音楽だけではなく、ダンスや演劇などのライブがあるものに関わる人はわかると思います。ステージでやることは、例えば、楽器を演奏するだけ、ダンスを踊るだけ、演じるだけです。けど、それ以外のものが生まれている。確実に何かがある。こういうものを説明するのは難しい。私はあまり好きではない言葉なのですが、「感動」とかいうものです。説明すると、そういう怪しいものになってしまいます(笑)

20131101_1

ハナラボは、インターンの学生たちが、「大学の勉強」「アルバイト」「サークル」などと並行して半年間ハナラボの活動をして、私たち事務局の2人、応援してくれている大人、市役所の方たち、大佛次郎記念館の方たち、そして財団の方たちの日程や考えや思想のすべて考慮に入れながら、限られた時間、限られた材料の中で、必死に選んだ「選択の連続」が彼女たちの作り上げたものです。その躍動感のある、鬼気迫る、渾身の「選択の連続」が感動を生む。

ハナラボはライブです。

そこにいないと結局はわからない。ライブの感動の結果、地域活性や施設の活性につながる。ライブの感動が慣性の法則で、またいろんな活動を作り出す。それを求めて、またライブをする。中毒的と言えるかも知れない。彼女たちの作った半年間はもう後戻りできないし、誰もどうすることもできない。過去のこととして、勝手に輝き続けている。この輝きが欲しければ、自分たちでゼロから始めなければならない。ゼロから始めなければならないのは、当事者である彼女たちも同じ。あの怒濤の半年は、またゼロから始めなければ体験できない。

来年の報告会は、もっと別の形になると思います。そして、半年間の活動のライブ感を伝えるための仕掛けを入れていきます。ソーシャルメディア、写真、動画がキーワードですね。今後のハナラボにも期待していてください!

20131027_all


カテゴリー:ヨコハマプロジェクト, NPO法人ハナラボ
from http://yusakuhamajima.wordpress.com/2013/11/02/hanalabsislive/
インディ株式会社 http://indee.co.jp/